つゝ、互《かたみ》に愛をあらはすごとく 一九―二一
我はひとりの大いなる貴き君が他のかゝる君に迎へられ、かれらを飽《あ》かしむる天上の糧《かて》をばともに讚《ほ》め稱《たゝ》ふるを見き 二二―二四
されど會繹《えしやく》終れる時、かれらはいづれも、我に顏を垂《た》れしむるほど強く燃えつゝ、默《もだ》してわが前にとゞまれり 二五―二七
是時ベアトリーチェ微笑《ほゝゑ》みて曰ふ。われらの王宮の惠みのゆたかなるを録《しる》しゝなだゝる生命《いのち》よ 二八―三〇
望みをばこの高き處に響き渡らすべし、汝知る、イエスが、己をいとよく三人《みたり》に顯はし給ひし毎に、汝のこれを象《かたど》れるを。 三一―三三
頭《かうべ》を擧げよ、しかして心を強くせよ、人の世界よりこゝに登り來るものは、みなわれらの光によりて熟せざるをえざればなり。 三四―三六
この勵ます言《ことば》第二の火よりわが許《もと》に來れり、是においてか我は目を擧げ、かの先に重きに過ぎてこれを垂《た》れしめし山を見ぬ[#二七]
恩惠《めぐみ》によりてわれらの帝《みかど》は、汝が、未だ死なざるさきに、その諸※[#二の字点、1−2−22]の
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