秀でしごとく天上にてもまた秀づるかの生くる星の質と量とがわが二の目に描かれしとき 九一―九三
天の奧より冠の如き輪形《わがた》を成せる一の燈火《ともしび》降りてこの星を卷き、またこれが周圍《まはり》をめぐれり 九四―九六
世にいと妙《たへ》にひゞきて魂をいと強く惹《ひ》く調《しらべ》といふとも、かの琴――いとあざやかなる天を飾る 九七―
かの美しき碧玉《あをだま》の冠となりし――の音にくらぶれば、雲の裂けてとゞろくごとく思はるべし ―一〇二
われはこれ天使の愛なり、われらの願ひの宿《やど》なりし胎《たい》よりいづるそのたふとき悦びを我今めぐる 一〇三―一〇五
我はめぐらむ、天の淑女よ、汝|爾子《みこ》のあとを逐ひゆき、至高球《いとたかききう》をして、汝のこれに入るにより、いよ/\聖ならしむるまで。 一〇六―一〇八
めぐりつゝかくうたひをはれば、他の光はすべてマリアの聖名《みな》を唱《とな》へり 一〇九―一一一
宇宙の諸天をこと/″\く蔽ひ、神の聖息《みいき》と法《のり》とをうけて熱いと強く生氣いと旺《さかん》なる王衣《おうのころも》は 一一二―一一四
その内面《うちがは》われらを遠く上
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