ほとり》に見しみたりの淑女は、洗禮《バッテスモ》の事ありし時より一千年餘の先に當りて彼の洗禮となりたりき 一二七―一二九
あゝ永遠《とこしへ》の定《さだめ》よ、第一の原因《もと》を見きはむるをえざる目に汝の根の遠ざかることいかばかりぞや 一三〇―一三二
また汝等人間よ愼みて事を斷ぜよ、われら神を見る者といへども猶《なほ》凡ての選ばれし者を知らじ 一三三―一三五
而して我等かく缺處《かくるところ》あるを悦ぶ、我等の幸《さいはひ》は神の思召《おぼしめ》す事をわれらもまた思ふといふその幸によりて全うせらるればなり。 一三六―一三八
かくかの神の象《かたち》、わが近眼《ちかめ》をいやさんとて、われにこゝちよき藥を與へき 一三九―一四一
しかしてたとへば巧みに琵琶を奏《かな》づる者が、絃《いと》の震動《ゆるぎ》を、巧みに歌ふ者と合《あは》せて、歌に興を添ふるごとく 一四二―一四四
(憶ひ出づれば)我は鷲の語る間、二のたふとき光が言葉につれて焔を動かし、そのさま雙《さう》の目の 一四五―一四七
時|齊《ひと》しく瞬《またゝ》くに似たるを見たり
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   第二十一曲

はやわが目は再び
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