一〇三―一〇五
【短處】虚榮
一〇六―一〇八
【愛に應じて】愛の多少に應じて※[#「廴+囘」、第4水準2−12−11]る早さに差別あるなり。二の光はペテロとヤコブ
一一二―一一四
【われらの伽藍鳥】キリスト。伽藍鳥は己が血を注ぎて、死せる雛を蘇生せしむとの傳説(くはしくはスカルタッツィニの引用せるブルネット・ラティーニ著『テゾーロ』の一節參照)により、キリスト即ち十字架の血にて人類を生きかへらしむる救世主の象徴として中古弘く用ゐられきといふ
【胸に倚りし者】聖ヨハネ。最後の晩餐の時主の胸に倚りゐたり(ヨハネ、一三・二三)
【大いなる務】主に代り、子としてマリアに事ふること(ヨハネ、一九・二六―七)
一一五―一一七
【その言の】かく言ふ間も日を移さずしてかの使徒達を見つめゐたり
一一八―一二〇
太陽の分蝕を見んと力むる人は見んとするが爲に目くらみて何物をも見る能はざるにいたる
一二一―一二三
【最後の火】最後に現はれし光即ちヨハネ
【汝何ぞ】ヨハネの詞。ダンテはヨハネが肉體を有するや否やを見んとて特にこれを凝視《みつめ》たり、これキリストがヨハネについていへる言葉に「我もし彼のわが來るまで殘るを欲すとも」云々(ヨハネ、二一・二二)とあるにもとづきヨハネは肉體のまゝにて天に登れりとの傳説行はれたるによる
一二四―一二六
【われらの數】われら選ばれし者の數。神の豫め定め給へる聖徒の數の滿つるまで(默示、六・一一參照)、換言すれば最後の審判の時まで
一二七―一二九
今天に在りて靈と肉とを具備する者は、たゞキリストとマリアのみ、汝これを世人に告げてその誤りを正すべし
【二襲の衣】靈と肉、
【僧院】天堂(淨、一五・五五―七參照)
【昇りし】今より少しくさきにエムピレオに昇りし(天、二三・八五―七、及び一一二以下)
一三〇―一三二
【三の】三使徒の。聖ヨハネのさらに語りいづるに先立ち舞と歌とともにやみしこと
一三三―一三五
【笛】掛りの者の相圖の笛
一三六―一三九
【福の世に】天に在りて世の常ならぬ視力を有しつゝ
【見るをえざりけれは】聖ヨハネを見つめし爲その先に目くらみて淑女を見るをえざりしなり
第二十六曲
聖ヨハネ(ジョヴァンニ)、ダンテに愛の事を問ふ、ダンテ答へ終れる時始祖アダムの靈現はれ、詩人の望みに應じて己が昔の物語をなす
一―三
【危ぶみ】視力の滅びし
前へ
次へ
全242ページ中212ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
ダンテ アリギエリ の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング