二世(天、一九・一二七―九參照)
【フェデリーゴ】シケリア王フェデリコ二世(天、一九・一三〇―三五參照)
六七―六九
【リフェオ】リペウス。トロイア陷落の際ギリシア軍と戰ひて死せる勇士の名
リペウスの事たゞ『アエネイス』(二・三三九、三九四、四二六―七)に見ゆるのみ、アエネアスがトロイアの軍話《いくさばなし》をディドになしゝ言葉の中に「リペウスもまた倒る、彼はトロイア人《びと》の中にていと正しくいと直き者なりき」(二・四二六―七)とあり
【誰か信ぜむ】異教時代のリペウスが救ひを得て天にあらんとは
七六―七八
【永遠の悦び】神
【これが願ふところに】神意に從つて萬物は皆そのある如くなる(即ち神がかゝる物たらしめんと思ひ給ふ如くなる)にいたる
【像】鷲。鷲は神意にもとづく帝國の象徴なれば特に神の御手の印影《かた》をとゞむ(天、七・六七―九參照)といへり。かの鷲の默せるは、雲雀の己が歌に滿足して默す如く、これらの詞に滿足したるよりならむとの意
七九―八一
【かしこにては】ダンテの言葉を俟たずして、諸聖徒よくその疑ひの何なるやを知りしかど
八二―八四
【これらの事】わが見かつ聞きし事、即ち異教徒なるべきトラヤヌスとリペウスとが救はれて天にある事
九四―九六
【熱き愛及び】燃ゆる愛と強き希望とは(これなくば永遠の罰を受くべき者にありても)聖旨を動かし、これを有する者をして天堂の福を奪取することをえしむ
【侵さる】violenza pate マタイ傳一一・一二(ヴルガータの)に vim patitur とあるによれり
九七―九九
愛と望み聖旨に勝つは人が人に勝つ如く、強をもて弱を制するに非ず、聖旨自らその仁慈《いつくしみ》によりて勝たれんと願ひ給ふが故なり、さればこれが負くるはとりもなほさずその愛の勝つなり
一〇〇―一〇二
【生命】靈
【天使の國】天堂
一〇三―一〇五
【彼は】リペウスはキリストの降誕以前にありて救世主の贖ひあるべき事を信じ、トラヤヌスはその以後にありてかの贖ひありしことを信ぜり
【痛むべき足】釘にて十字架に打付けらるべき足。キリストの受難
一〇六―一〇八
【一者】トラヤヌスの靈
【善意に戻る者なき】地獄には改悔なし
【生くる望】グレゴリウスの。神は必ずその祈りを聽き給ふと固く信じて疑はざりしこと
一〇九―一一一
【移るを】改悔と信仰とに(地獄にては移る能はじ)
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