Aの罪惡を聞きしとき(淨、一四・二九以下)既に起れるものなるが今また汝より人類のおしなべて徳に遠ざかることを聞き彼此相對比していよいよ世の眞相をたしかめ疑ひ從つていよ/\深し
【これと連なる事】わがこの疑ひに關すること即ち世の腐敗
【こゝにもかしこにる】マルコの言とグイードの言とを指す。ダンテはマルコの言によりてマルコ自らいへることとグイードのいへることとの眞なるをかたく信ずるにいたれるなり
六一―六三
【或者】或者は世の墮落を星辰(諸天)の人間に及ぼす影響に歸し、或者はこれを人間の惡に傾く性情、その自由の意志の濫用に嫁す
六四―六六
【汝まことに】汝の無智は汝が世より來り世に屬する者なるを示す
七〇―七二
善惡の應報は自由の意志を豫想す
七三―七五
【天は】星辰の影響は人慾の最初の作用に及べどもその作用の全體に及ぶにあらず(星辰以外の影響あり)
七六―七八
【天と戰ふ】星辰の人慾に及ぼす影響と戰ふ。自由の意志もしこの戰ひに勝ちて而して後修養を經れば遂に何物の影響をもうけざるにいたる
七九―八一
汝等は神の大能の下に屬してしかして自由を失はず、この大能は星辰の力の左右し能はざる理智の魂
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