フはその肉眼にあらずしてその心その魂その靈の眼なり
【僞りならざる】主觀の眞なれば
一二一―一二三
【レーガ】二三|哩《ミーリア》
一三〇―一三二
【泉】神
【平和の水】寛容の徳
一三三―一三五
我は肉眼のみをもて物を見る人と異なりてよく物の内部をみるが故に今かくの如く汝に問へるも汝の足の定まらざりし理由を問へるにあらずしてたゞ汝を勵ませしなり
一三六―一三八
【怠惰】怠惰のため眠り覺めて後もなほ容易に活動せざるもの
一四二―一四四
【煙】忿怒の罪を淨むる烟。烟の目を冒して物を見るあたはざらしむるは怒りの智をくらまして是非を辨ぜしめざるに似たり


    第十六曲

黒烟につゝまれて忿怒の罪を淨むる魂の一、ロムバルディアのマルコ、ダンテの問ひに答へて意志の自由と世の腐敗を論ず
一―三
【乏しき】限界狹き
【星】原文、遊星。すべての天體の光をいふ
一三―一五
【のみ】pur これをウェルギリウスの詞とし、汝たゞ我と離れざるやう心せよと讀む人あり
一六―一八
【神の羔】キリスト(ヨハネ、一・二九)
一九―二一
【アーグヌス・デイー】Agnus Dei(神の羔)名高き祈りの歌にてその各節こ
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