ク、己獨りを殘して去れるにあらずやと疑へるなり
二五―二七
【夕】淨火の午前六時過はイエルサレムの午後六時過にあたる、イタリアは聖都とイスパニアの中央にあればこの時既に夕(午後三時過)なり(淨、一五・一―六註參照)
【ブランディツィオ】ブルンディジウム、ブリンディシ。イタリアの南アドリアティコ海濱の町
紀元前一九年ヴェルギリウス、ブルンディジウムに死す、皇帝オクタウィアヌス・アウグストゥス命を下してその遺骸をナポリに移し厚くこゝにこれを葬る
二八―三〇
【光を堰かざる】諸天は透明なれば一天より出る光他の天のためにせかるゝことなし
三一―三三
【威力】神の
【かゝる】わが體《からだ》の如く影もなき
【されど】神の大能のいかなるさまにはたらくやは人知らず
三四―三六
若し人智をもて神のきはみなきみわざを知り盡しうべしとおもふ者あらば
三七―三九
【事を事として】al quia(〔=che'〕)たゞ事物の事物たるを知りて何故に然るやを究めんとせざるをいふ
【マリアは子を】キリストの出現によりて人はじめて天啓をうくるに及ばざりしなるべし
四〇―四二
リムボにとゞまる聖賢の如く一切を知るの願ひを果
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