す状《さま》また彼等と等しければ汝さとるをえじ 四六―四八
されどこの事速かに起りてナイアーデとなり、羊、穀物《こくもつ》の損害《そこなひ》なくしてこのむづかしき謎を解かむ 四九―五一
心にとめよ、しかして死までの一走《ひとはしり》なる生をうけて生くる者等にこれらの語《ことば》をわがいへるごとく傳へよ 五二―五四
またこれを録《しる》すとき、こゝにて既に二|度《たび》までも掠められたる樹についてすべて汝の見しことを隱すべからざるを忘るゝなかれ 五五―五七
凡そこれを掠め又はこれを折る者は行爲《おこなひ》の謗※[#「讀+言」、209−8]《ばうとく》をもて神に逆らふ、そは神はたゞ己のためにとてこれを聖なる者に造りたまひたればなり 五八―六〇
これを噛めるがゆゑに第一の魂は、噛める罪の罰を自ら受けしものを待ちつゝ、苦しみと願ひの中に五千年餘の時を經たりき 六一―六三
若しことさらなる理によりてこの樹かく秀でその頂かくうらがへるを思はずば汝の才は眠れるなり 六四―六六
また若し諸※[#二の字点、1−2−22]の空しき想《おもひ》汝の心の周邊《まはり》にてエルザの水とならず、この想より起る樂し
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