と、凡ての者の後《うしろ》よりたゞひとりにて眠りて來れる氣色鋭き翁を見たり 一四二―一四四
この七者《なゝたり》は衣第一の組と同じ、されど頭を卷ける花圈《はなわ》百合にあらずして 一四五―一四七
薔薇とその他の紅の花なりき、少しく離れしところにてもすべての者の眉の上にまさしく火ありと見えしなるべし 一四八―一五〇
輦《くるま》わが對面《むかひ》にいたれるとき雷《いかづち》きこえぬ、是に於てかかのたふとき民はまた進むをえざるごとく 一五一―一五三
最初の旌とともにかしこにとゞまれり 一五四―一五六
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   第三十曲

第一天の七星(出沒《いるいづる》を知らず、罪よりほかの雲にかくれしこともなし 一―三
しかしてかしこにをる者に各※[#二の字点、1−2−22]その任務《つとめ》をしらしめしこと恰も低き七星の、港をさして舵取るものにおけるに似たりき) 四―六
とゞまれるとき、是とグリフォネの間に立ちて先に進める眞《まこと》の民、己が平和にむかふごとく、身をめぐらして車にむかへば 七―九
そのひとりは、天より遣はされしものの如く、新婦《はなよめ》よリバーノより來れ[#「よリバー
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