しる》さんとて我またさらに韻語を散らさじ、そは他の費《つひえ》に支《さ》へられてこの費を惜しまざること能はざればなり 九七―九九
エゼキエレを讀め、彼は彼等が風、雲、火とともに寒き處より來るを見てこれを描《ゑが》けり 一〇〇―一〇二
わがこゝにみし彼等の状《さま》もまたかれの書《ふみ》にいづるものに似たり、但し羽については、ジヨヴァンニ彼と異なりて我と同じ 一〇三―一〇五
これらの四の生物《いきもの》の間を二の輪ある一の凱旋車占む、一頭のグリフォネその頸にてこれを曳けり 一〇六―一〇八
この者二の翼を、中央《なか》の一と左右の三の線《すぢ》の間に伸べたれば、その一をも斷《た》たず損《そこな》はず 一〇九―一一一
翼は尖《さき》の見えざるばかり高く上《あが》れり、その身の中《うち》に鳥なるところはすべて黄金《こがね》にて他《ほか》はみな紅まじれる白なりき 一一二―一一四
アフリカーノもアウグストもかく美しき車をもてローマを喜ばせしことなきはいふに及ばず、日の車さへこれに比ぶれば映《はえ》なからむ 一一五―一一七
(即ち路をあやまれるため、信心深きテルラの祈りによりてジョーヴェの奇《くす》
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