戴かせ、汝を己が主たらしむ。
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   第二十八曲

あらたに出し日の光を日にやはらかならしむる茂れる生ける神の林の内部《うち》をも周邊《まはり》をも探《さぐ》らんとて 一―三
我ためらはず岸を去り、しづかに/\野を分けゆけば、地はいたるところ佳香《よきか》を放てり 四―六
うるはしき空氣|變化《かはり》なく動きてわが額を撃ち、そのさまさながら軟かき風の觸るゝに異ならず 七―九
諸※[#二の字点、1−2−22]の枝これに靡きてふるひつゝ、みな聖なる山がその最初《はじめ》の影を投ぐる方《かた》にかゞめり 一〇―一二
されどはなはだしく撓《たわ》むにあらねば、梢《こずゑ》の小鳥その一切の技《わざ》を棄つるにいたらず 一三―一五
いたくよろこびて歌ひつゝ、そよふく朝風を葉の間にうけ、葉はエオロがシロッコを解き放つとき 一六―
キアッシの岸の上なる松の林の枝より枝に集まるごとき音をもてその調《しらべ》にあはせぬ ―二一
しづかなる歩履《あゆみ》我を運びて年へし林の中深く入らしめ、我既にわがいづこより入來れるやを見るあたはざりしとき 二二―二四
見よわが行手を遮れる一の流れあり、そ
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