いへり、またこれらの語《ことば》のごとく心に適《かな》ふ賜《たまもの》はあらじ 一一八―一二〇
わが登るの願ひ願ひに加はり、我はこの後一足毎に羽|生《は》えいでて我に飛ばしむるをおぼえき 一二一―一二三
我等|階《きざはし》をこと/″\く渡り終りて最高《いとたか》き段《きだ》の上に立ちしとき、ヴィルジリオ我にその目をそゝぎて 一二四―一二六
いふ。子よ、汝既に一時《ひととき》の火と永久《とこしへ》の火とを見てわが自から知らざるところに來れるなり 一二七―一二九
われ智《さとり》と術《わざ》をもて汝をこゝにみちびけり、今より汝は好む所を導者となすべし、汝|嶮《けは》しき路を出で狹き路をはなる 一三〇―一三二
汝の額を照す日を見よ、地のおのづからこゝに生ずる若草と花と木とを見よ 一三三―一三五
涙を流して汝の許に我を遣はせし美しき目のよろこびて來るまで、汝坐するもよし、これらの間を行くもよし 一三六―一三八
わが言《ことば》をも表示《しるし》をもこの後望み待つことなかれ、汝の意志は自由にして直く健全《すこやか》なればそのむかふがまゝに行はざれば誤らむ 一三九―一四一
是故にわれ冠と帽を汝に
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