らせ、後己が材としてその固《かた》め整《とゝの》へる物に生命《いのち》を與ふ 四九―五一
活動の力恰も草木の魂の如きものとなりて(但し一は道程にあり一は彼岸に達す、異なるところたゞこれのみ)後 五二―五四
なほその作用《はたらき》をとゞめず、この物動きかつ感ずること海の菌の如きにいたれば、さらに己を種として諸※[#二の字点、1−2−22]の力を組立てはじむ 五五―五七
子よ、生む者の心臟即ち自然が諸※[#二の字点、1−2−22]の肢體に意を用ゐる處よりいづる力は今や既に弘がりて延ぶ 五八―六〇
されど汝は未だ生物のいかにして人間となるやを聞かず、こは汝よりさとかりし者の嘗て誤れる一の點なり 六一―六三
そは彼靜智に當つべき何の機官をも見ざるによりて、その教への中にこれを魂より離れしめたればなり 六四―六六
汝わが陳ぶる眞《まこと》にむかひて胸をひらき、而して知るべし、胎兒における腦の組織《くみたて》全く成り終るや否や 六七―六九
第一の發動者、自然のかく大いなる技《わざ》をめでてこれにむかひ、力滿ちたる新しき靈を嘘入《ふきい》れたまひ 七〇―七二
靈はかしこにはたらきゐたるものを己が實
前へ
次へ
全396ページ中153ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
ダンテ アリギエリ の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング