れていまだ首※[#「巾+白」、第4水準2−8−83]《かしらぎぬ》を被《かづ》かず、この者わが邑《まち》を、人いかに誹るとも、汝の心に適《かな》はせむ 四三―四五
汝この豫言を忘るゝなかれ、もしわが低語《さゝやき》汝の誤解を招けるならば、この後まことの事汝にこれをときあかすべし 四六―四八
されど告げよ、かの新しき詩を起し、戀を知る淑女等とそのはじめにいへる者是即ち汝なりや。 四九―五一
我彼に。愛我を動かせば我これに意を留めてそのわが衷《うち》に口授《くじゆ》するごとくうたひいづ。 五二―五四
彼曰ふ。あゝ兄弟よ、我今かの公《おほやけ》の證人《あかしびと》とグイットネと我とをわが聞く麗はしき新しき調《しらべ》のこなたにつなぐ節《ふし》をみる 五五―五七
我よく汝等の筆が口授者《くじゆしや》にちかく附隨《つきしたが》ひて進むをみる、われらの筆にはげにこの事あらざりき 五八―六〇
またなほ遠く先を見んとつとむる者も彼と此との調《しらべ》の區別《けぢめ》をこの外にはみじ。かくいひて心足れるごとく默《もだ》しぬ 六一―六三
ニーロの邊《ほとり》に冬籠《ふゆごも》る鳥、空に群《むらが》り集《つ
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