一二九
かく我にいふはこの者即ちヴィルジリオなり(我彼を指ざせり)、またこれなるは汝等の王國を去る魂なり、この地今 一三〇―一三二
その隅々《すみ/″\》までもゆるげるは彼のためなりき。
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第二十四曲
言《ことば》歩《あゆみ》を、歩言をおそくせず、我等は語りつゝあたかも順風に追はるゝ船のごとく疾《と》く行けり 一―三
再び死にし者に似たる魂等はわが生くるを知り、我を見て驚愕《おどろき》を目の坎《あな》より吐けり 四―六
我續いてかたりていふ。彼若し伴侶《とも》のためならずは、おそらくはなほ速かに登らむ 七―九
されど知らば我に告げよ、ピッカルダはいづこにありや、また告げよ、かく我を視る民の中に心をとむべき者ありや。 一〇―一二
わが姉妹(その美その善いづれまされりや我知らず)は既に高きオリムポによろこびて勝利《かち》の冠をうく。 一三―一五
彼まづ斯くいひて後。我等の姿斷食のためにかく搾《しぼ》り取らるゝがゆゑに、こゝにては我等|誰《た》が名をも告ぐるをう 一六―一八
此は――指ざしつゝ――ボナジユンタ、ルッカのボナジユンタなり、またその先のきはだちて憔悴《やつ
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