ェ九以下參照)
【ネッタレ】神話の神々の飮料
一五一―一五三
第五例。バプテスマのヨハネ(マタイ、三・四)
一五四
【聖史】マタイ、一一・一一に曰く、女の産みたる者のうち、バプテスマのヨハネより大いなる者は起らざりき


    第二十三曲

詩人等第六圈にて、貪慾の罪を淨むる一群の靈にあふ、その一フォレーゼ・ドナーティ、ダンテをみとめてこれと語り、かつ大いにフィレンツェの婦人を罵る
一―三
聲葉の中よりいでしをあやしみてこれに目をこらせしダンテの姿は恰も鳥を捕ふる者の獲物を求めて木の間をうかがひ見るごとし
四―六
【時】淨火歴程のために定め與へられし時間
一〇―一二
【主よわが唇を】主よわが唇をひらきたまへ、さらばわが口汝の讚美をあらはさむ(詩篇五一・一五)
第五一篇は詩篇中改悔の七篇と稱せらるゝものの一にてウルガータにては Miserere mei(我を憐みたまへ)にはじまる(淨、五・二二―四參照)。こゝにその第十五節をえらべるは昔ロをもて罪を犯せるに因みてなり
【喜びとともに】その信仰をよろこび、その悲哀に同情をよせしなり
一三―一五
【その負債の】その罪を淨むるならむ
一九―二一
【もだし】はや木と水を散れたれば(六七行以下參照)
二五―二七
【エリシトネ】エリュシクトン、神話。テッサリアの人、斧をデメテルの森に入れしためこの神の罰をうけて飽くなきの饑ゑになやまされ遂に己が身を啖ふ(オウィディウスの『メタモルフォセス』八・七三八以下參照)
二八―三〇
【マリア】イエルサレム包圍の際(七〇年)饑餓に迫りて己が子を喰へりといふ女の名
【艮】饑ゑに苦しめるユダヤ人
三一―三三
【OMO】(人)、人の顏に人[#「人」に白丸傍点]の字あらはるとの説をなす者あればなり、この説に從へば眼は左右のOにあたり鼻と眉のあたりは中央のMにあたる、肉痩するに從ひてMいよ/\いちじるし
四〇―四二
【こは】汝をこゝに見るを得るは
四三―四五
その何人なるやは姿を見て知るをえざりしも聲をきゝて知るをえたり
四六―四八
【火花】聲
【フォレーゼ】フォレーゼ・ドナーティ(一二九六年七月死)。フィレンツェの人にてダンテの妻ゼムマの遠縁にあたれり、そのダンテと往復せる短詩(合せて六篇)ムーアの『ダンテ全集』(一七九―八〇頁)にいづ、詩中にビッチ・ノヴェルロとあるは即ち彼の異名なり
六一―六三

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