iイの工匠ペリルロスがシケリア島アグリゲントウムの暴君ファラリスの爲に造れる銅製の牡牛なり、人をこの中に入れて燒けば外に洩るゝ呻吟の聲恰も牛の鳴くに似たり、しかしてその最初の犧牲となれる者乃ちペリルロスなりきといふ
【好し】詩篇五七・六に曰、彼等はわが前に※[#「こざとへん+井」、292−20]をほれりしかしてみづからその中に陷れりと(箴言二六・二七、傳道之書一〇・八等參照)
一三―一五
【はじめは火に】異本、火の尖に
【火のことば】焔の風にゆらめく音(地、二六・八六―七參照)
一六―一八
【舌】グイードの詞はその口を過ぐる時舌よりうけし動搖を炎の尖に傳へ
一九―二二
【ロムバルディアの語】ウェルギリウスの本國の語(地、一・六八參照)
【いざゆけ】ウェルギリウスのオデュセウスにいへる言をくりかへせるなり
ウェルギリウスの首をロムバルディア(地、二八・七三―五註參照)方言といへるについては諸説あり、(一)issa(異本、istra)と adizzo とをこの地方特有の語となすもの(二)前者のみを然りとなすもの(三)言の形にあらず單に發音の相違をいへりとなすもの等これなり
二五―二七
【ラ
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