と六日目の間に我はまのあたり三人《みたり》のあひついでたふるゝをみぬ、我また盲《めしひ》となりしかば 七〇―
彼等を手にてさぐりもとめて死後なほその名を呼ぶこと二日、この時斷食の力憂ひにまさるにいたれるなりき ―七五
かくいへる時彼は目を斜《なゝめ》にしてふたゝび幸《さち》なき頭顱《かうべ》を噛めり、その齒骨に及びて強きこと犬の如くなりき 七六―七八
あゝピサよ、シを語となすうるはしき國の民の名折《なをれ》よ、汝の隣人《となりびと》等汝を罰するおそければ 七九―八一
ねがはくはカプライアとゴルゴーナとゆるぎいでゝアルノの口に籬《まがき》をめぐらし、汝の中なる人々悉く溺れ死ぬるにいたらんことを 八二―八四
そはたとひ伯爵《コンテ》ウゴリーノに汝に背きて城を賣れりとのきこえありとも汝は兒等をかく十字架につくべきにあらざればなり 八五―八七
第二のテーべよ、年若きが故にすなはち罪なし、ウグッチオネもイル・ブリガータもまた既にこの曲に名をいへる二人《ふたり》の者も 八八―九〇
我等はなほ進み、ほかの民の俯《うつむ》かずうらがへりてあらく氷に包まるゝところにいたれり 九一―九三
こゝには憂へ憂ひ
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