あらば、汝等の誰なるや彼の罪の何なるやをしり、こののち上《うへ》の世に汝にむくいん 一三六―一三八
わが舌乾くことなくば 一三九―一四一
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第三十三曲
かの罪人《つみびと》口をおそろしき糧《かて》よりもたげ、後方《うしろ》を荒らせし頭なる毛にてこれをぬぐひ 一―三
いひけるは、望みなき憂ひはたゞ思ふのみにて未だ語らざるにはやくも我心を絞るを、汝これを新《あらた》ならしめんとす 四―六
されどわが言《ことば》我に噛まるゝ逆賊の汚辱《をじよく》の實を結ぶ種たりうべくば汝はわがかつ語りかつ泣くを見ん 七―九
我は汝の誰なるをも何の方法《てだて》によりてこゝに下れるをも知らず、されどその言をきくに汝は必ずフィレンツェの者ならん 一〇―一二
汝知るべし、我は伯爵《コンテ》ウゴリーノ此《こ》は僧正ルツジェーリといへる者なり、いざ我汝に何によりてか上る隣人《となりびと》となれるやを告げん 一三―一五
彼の惡念あらはるゝにおよびて彼を信ぜる我とらへられ、のち殺されしことはいふを須ひず 一六―一八
されば汝の聞きあたはざりし事、乃ちわが死のいかばかり殘忍なりしやは汝聞きて彼我を虐
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