たる
【いかなる月の頃】いかなる時、即ち斷食を守るべき時にも然らざる時にも。特に月といへるは滿月より數へて斷食の日を定むるの例あればなり
一三六―一三八
人間の性情が前記の如く善より惡に變ずるさまはあたかもその肌が年とともに幼時の美しき色を失ふに似たり。但しこの一聯異説多し
【殘しゆくもの】太陽
【美しき女】人間。天、二二・一一六に太陽を「一切の滅ぶる生命の父」といひ、また『デ・モナルキア』(一・九・六―七)にはアリストテレスの言を引用して「人は人と太陽とより生る」といへり
一三九―一四一
【治むる者なき】法王ありてその座空しく(二二―四行參照)、皇帝ありてその實なし(淨、六・七六以下參照)
一四二―一四四
以下偉人出現の豫言
【百分一の】ユーリウス・カエサルの改正暦に從へば一年は三百六十五日と六時間にて、これを實際の年に比すれば一年に約十二分即ち一日の約百分一の差あり、この差積りて百餘年に一日となる、されは幾千年の後には暦日實際の日を超えて遠く離れ第一月は冬ならずして春なるに至らむ(ムーアの『ダンテ研究』第三卷九五頁以下參照)
ユーリウス暦は一五八二年法王グレゴリウス十三世によりて改
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