を卑《ひく》うして肉體となり給はざりせば、他《ほか》のいかなる方法《てだて》といふとも正義に當るに足らざりしなるべし 一一八―一二〇
さて我は今、汝の願ひをすべてよく滿たさんため、溯《さかのぼ》りて一の事を説き示し、汝をしてわが如くこれを見るをえしめむ 一二一―一二三
汝いふ、我視るに、地水火風及びそのまじりあへるものみな滅び、永く保《たも》たじ 一二四―一二六
しかるにこれらは被造物《つくられしもの》なり――是故にわがいへること眞《まこと》ならばこれらには滅ぶるの患《うれへ》あるべきならず――と 一二七―一二九
兄弟よ、諸※[#二の字点、1−2−22]の天使と、汝が居る處の純なる國とは、現在《いま》のごとき完き状態《さま》にて造られきといふをうれども 一三〇―一三二
汝の名指《なざ》しゝ諸※[#二の字点、1−2−22]の元素およびこれより成る物は、造られし力これをとゝのふ 一三三―一三五
造られしはかれらの物質、造られしはかれらをめぐるこの諸※[#二の字点、1−2−22]の星のうちのとゝのふる力なり 一三六―一三八
諸※[#二の字点、1−2−22]の聖なる光の輝と※[#「廴+囘」、第
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