二五・三三)
四九―五一
キリストの我に委ね給ひし天國の鑰を旗標《はたじるし》として同じキリスト教徒と戰ふこともわれらの志にあらざりき
十三世紀の頃法王の軍は寺院の鑰の標《しるし》をその軍旗に用ゐきといふ
【受洗者と戰ふ】主としてボニファキウス八世がコロンナ一家と戰へるを指す、地、二七・八八に「その敵はいづれもキリスト教徒にて」といへるもの即ち是
五二―五四
法王等がわれペテロの像を表はせる印をその文書に捺してシモニアを行ひ人を僞ることもわれらの志にあらざりき
五五―五七
【暴き狼】強慾非道の僧侶等。この語聖書より出づ(マタイ、七・一五)
五八―六〇
聖ペテロの豫言
【カオルサ人等】カオルサ(南フランス)の人にて一三一六年法王となりしヨハンネス二十二世(天、一八・一三〇以下並びに註參照)及びその一味の者
【グアスコニア人等】フランスのガスコエアの人にて一三〇五年法王となりしクレメンス五世(地、一九・八二―四並びに註參照)及びその一味の者
【我等の血を】われらの血にて築き固めし寺院を横領し、その産を私せんとす
【善き始め】創立當時の寺院を指す
六一―六三
【シピオ】スキピオ。ローマの大將
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