まで殘るを欲すとも」云々(ヨハネ、二一・二二)とあるにもとづきヨハネは肉體のまゝにて天に登れりとの傳説行はれたるによる
一二四―一二六
【われらの數】われら選ばれし者の數。神の豫め定め給へる聖徒の數の滿つるまで(默示、六・一一參照)、換言すれば最後の審判の時まで
一二七―一二九
今天に在りて靈と肉とを具備する者は、たゞキリストとマリアのみ、汝これを世人に告げてその誤りを正すべし
【二襲の衣】靈と肉、
【僧院】天堂(淨、一五・五五―七參照)
【昇りし】今より少しくさきにエムピレオに昇りし(天、二三・八五―七、及び一一二以下)
一三〇―一三二
【三の】三使徒の。聖ヨハネのさらに語りいづるに先立ち舞と歌とともにやみしこと
一三三―一三五
【笛】掛りの者の相圖の笛
一三六―一三九
【福の世に】天に在りて世の常ならぬ視力を有しつゝ
【見るをえざりけれは】聖ヨハネを見つめし爲その先に目くらみて淑女を見るをえざりしなり


    第二十六曲

聖ヨハネ(ジョヴァンニ)、ダンテに愛の事を問ふ、ダンテ答へ終れる時始祖アダムの靈現はれ、詩人の望みに應じて己が昔の物語をなす
一―三
【危ぶみ】視力の滅びし
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