とするは論理の原則に反すればなり
一〇六―一〇八
【奇蹟なきに】キリスト教の世に弘まれるは、とりもなほさず奇蹟の實際に行はれし證左なり、奇蹟なくしてかく弘まれりとせば、そは聖書中のすべての奇蹟を集むとも猶遙に及ばざるほど大いなる一の奇蹟なればなり。但しこの論法は昔より寺院の人の用ゐしもの
一〇九―一一一
最初キリスト教を世に宣傳へし人々が奇蹟の助けによらざればこれを弘めえざる境遇にありしをいへり
【良木の】良木の種を蒔くはキリスト教の信仰を植うるなり
【葡萄】寺院は園の如し(天、一二・八六參照)、その樹昔葡萄にて有徳の實を結びたれど今荊棘に變じて實なし
一一二―一一四
【われら神を】テー・デウム・ラウダームスの歌(淨、九・一三九―四一參照)
【諸※[#二の字点、1−2−22]の球】多くの輪を造れる聖徒達(一一行)
一一五―一一七
【枝より枝】問より問。梢[#「梢」に白丸傍点]はその最後の個條
【長】baron 對建時代における領主の稱號より轉じて君主、偉人の義に用ゐまた聖者達の尊稱として用ゐしことあり
一一八―一二〇
【契る】donnea(婦人と睦びかたらふ義)、神恩と心との緊密なる關
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