フ光を受けてこれを反映《てりかへ》らしむる鏡なれはかく
【思ひ】verbo(語《ことば》)、こゝにては無聲の語即ち思ひの義
カッチアグイーダ語り終りて默しつゝ天上の祝福を思ふ樂しき思ひに歸ればダンテはまた己が思ひに耽りつゝその美名に關する豫言の喜びをもて追放その他行末の非運に關する豫言の悲しみを和げゐたるなり
四―六
【一切の虐を】正義に從つて賞罰を行ひ給ふ神(ロマ、一二―一九參照)
七―九
【慰藉】ベアトリーチェ
一〇―一二
【導く者なくば】神恩特に下るにあらざれば
一三―一五
【わが情は】天上の愛ベアトリーチェの目に輝きてダンテの心の中なる一切の雜念を逐ひ拂へるなり
一六―一八
【永遠の喜び】聖徒の永遠の喜びなる神の光
【第二の姿】反映せる光。ダンテは神の光を直接に見しに爲らず、ベアトリーチェの目によりて見しなれば
一九―二一
【身を轉して】カッチアグイーダを見てその言を聽け
二八―三〇
【木】天堂。世にある木は根によりて生き、期《とき》いたりて初めて實を結び年毎にその葉を失へどもこの木は然らず、頂によりて生き(至高の天にいます神よりその生を安くるが故に)、たえず實を結び(新なる聖
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