黷ヌまたもし實を語らずば、名を後の世に殘すをえざらむ
一二一―一二三
【寶】カッチアグイーダ
一二四―一二六
【己が罪または】罪己にあるかさらずば己が親戚知友等にありて心その爲にやましき者は
一二七―一二九
【瘡ある處は】汝の言を聞きて苦痛を感ずるだけの弱みある人には苦痛を感ぜしむるがよし
一三三―一三五
山高ければこれを撃つ風いと強し、かくの如く、汝の歌の中なる人はいづれもその名世に聞えまたは現に時めき榮ゆる者のみなればそを叱咤する汝の聲は強かるべし、而してかゝる者をもたゞ眞理に從つて恐れず憚らず攻める事は即ち攻める人の價値をば遺憾なく表はす所以なり
一三九―一四二
【その根知られず】例の出處なる(即ち例として擧げらるゝ)人物が世に知られず
【明らかならざれは】適切なる例を缺く爲、具體的に證明し難きなり
【安まらず】滿足せず
第十八曲
カッチアグイーダの告ぐる所によりてダンテは火星の十字架の中なる多くの靈の名を知りて後、ベアトリーチェと共に第六天(木星)にいたり、正義を地上に行へる者の眞の相連りて種々なる形をその光に現はすを見る
一―三
【鏡】カッチアグイーダ。聖徒は神
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