下參照)。輝くが故に火といふ、六の翼あり(イザヤ六・二)
七九―八一
【もしわが】わが心の中を汝の知る如く汝の心の中を我知らば、換言すれば、我もし汝なりせば、問はるゝを待たで答ふべし
八二―八四
【地を卷く海】大洋
【を除きては】Fuor di フラティチェルリの説に從ふ。「より出でゝ」と解する人あり
【最大いなるもの】地中海
八五―八七
【相容れざる】discordanti 南北の反對面にある意の外、ヨーロッパとアフリカとの政教習俗等相異なる意をも含めしならむ(ムーアの『ダンテ研究』第三卷一二六頁脚注參照)
【日に逆ひて】西より東に
【さきに天涯と】西瑞[#「西瑞」はママ](ガデス)より見て天涯なる圈は東端(イエルサレム)より見て天心なり。西端の日出は東端の正午に當る、換言すれば、東西の兩端相距ること九十度なり
地中海の延長は四十二度に過ぎざれども、ダンテはその時代の謬見に從つて約九十度と見做しゝなるべし
さきにといへるは單に測定の出發點としての時を指せるにて先後あるにあらず、人もし地中海の一端より忽ち他端に到るをえば、西端にて地平線上に見えし太陽は東端にて子午線上に見ゆべしとの意な
前へ
次へ
全484ページ中288ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
山川 丙三郎 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング