ルど他の者を悦ばすがゆゑに、宇宙萬物に愛の光を注ぎ給ふ神は、汝等人間をば昔の尊さに歸らせんため、その道を盡すをよしとし給へり
一一二―一一四
世の始め(最始の晝[#「最始の晝」に白丸傍点]、即ち神が光を造り給へる日)より世の終り即ち最後の審判にいたるまでの間に、贖罪の如く尊き業《わざ》は、慈悲によりても正義によりても爲されじ。贖罪は空前にして絶後なる神の尊き御業《みわざ》なり
一一五―一一七
【神は】神は人類をその墮落より救はんため人の肉體に宿りて苦しみを受け給ひ
一一八―一二〇
【正義に當るに】神の正義にふさはしき贖ひをなすに
一二一―一二三
以下滅するものと滅せざるものとの別を説く
【溯りて】六七―九行にいへること
一三〇―一三五
諸天及び天使は今現にあるごとき完全なる状態において直接神に造られしものなれば滅びず、されど地水火風の四原素及びその化合より成る一切の物は他の力によりて形成せらるゝものなるがゆゑに滅ぶ
【造られし力】神の直接に造り給へる力、第二原因、星辰の影響
一三六―一三八
地水火風の材となる物質、及びこの四原素の周圍を※[#「廴+囘」、第4水準2−12−11]轉する星
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