一一二―一一四
【小さき星】水星(天、五・一二七―九註參照)
一一五―一一七
人その最大の目的を離れて地上の榮耀を望む時は、神の愛必ず減ず。眞の愛[#「眞の愛」に白丸傍点]とは神に對する愛を指す
一二一―一二三
われらは神の過不足なき應報を知るが故に、情清く、さらに大いなる福をえんと願ひまたはこれを受くる者を嫉むが如きことたえてなし
一二四―一二六
【下界にて】〔giu`〕『ダンテ學會版』にこの一語なし(Diverse voci fanno dolci note)
【さま/″\の座】天上の福に種々の階級あり、階級によりて諸靈の音異なれども皆よく相和して一美妙の調を成す
スカルタッツィニは、こは思ふに諸天の和合音【天、一・七六―八參照)を指せるならんといへり、樣々の福はさま/″\の天に現はさるればなり
一二七―一二九
【眞珠】さきには月を指してかくいへり(天、二・三四)。水星
【ロメオ】註釋者曰。ロミュー・ド・ヴィルヌユーヴ(ロメオ)の實説左の如し、ロミューはプロヴァンスの伯爵レーモン・ベランジェ四世の執事なり、一二四五年レーモン死せる時その領地を司どりて伯の末女ベアトリス即ちシャルル
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