と共に我は大いなる喜びの閃《ひらめ》くを見き 八二―八四
かくてかの尊《たふと》き徴號《しるし》、いよ/\つよく目を燃やしつゝ、我をながく驚異《あやしみ》のうちにとめおかじとて、答ふらく 八五―八七
我見るに、汝がこれらの事を信ずるは、わがこれを言ふが爲にてその所以を知れるに非ず、されば事信ぜられて猶隱る 八八―九〇
汝はあたかも物を名によりてよく會得《ゑとく》すれども、その本質にいたりては人これを現はさゞれば知る能はざる者の如し 九一―九三
それ天の王國[#「天の王國」に白丸傍点]は、熱き愛及び生くる望みに侵さる、これらのもの聖意《みこゝろ》に勝つによりてなり 九四―九六
されどその状《さま》人々を從ふる如きに非ず、そがこれに勝つはこれ自ら勝《か》たれんと思へばなり、しかして勝れつゝ己が仁慈《いつくしみ》によりて勝つ 九七―九九
さて眉の中なる第一と第五の生命《いのち》が天使の國に描かるゝを見て汝これを異《あや》しめども 一〇〇―一〇二
かれらはその肉體を出るに當り汝の思ふ如く異教徒なりしに非ず、基督教徒《クリスティアーニ》にて、彼は痛むべき足此は痛める足を固く信じき 一〇三―一〇五
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