ート】ヘラクレイトス、ギリシアの哲學者(前六世紀)
【ツェノネ】ゼノン、ギリシアの哲學者、ストア學派を起せる者(前三〇〇年頃)
一三九―一四四
【ディオスコリーデ】ディオスクリデス、ギリシアの名醫、藥法に關する著者五卷ありてその中に草木の特性を論じたりといふ(一世紀)
【オルフェオ】オルフェウス、ギリシア神話中の詩人樂人
【ツルリオ】マルクス・ツルリウス・キケロ、ローマの哲人能辯家、ダンテ善くその著作に通ぜり(前四三年死)
【リーノ】リノス、ギリシア神話中の詩人伶人
異本、リヴィウス(ローマの史家)
【セネカ】ルキウス・アンナエウス・セネカ、ローマの哲學者、ダンテ善くその著作に通ぜり(六五年死)
【道徳を説ける】文人なりしその父セネカと區別せるなり
【エウクリーデ】エウクレイデス、有名なるアレクサンドレイアの數學者、『幾何原理』十三卷を著はす(前三〇〇年頃)
【トロメオ】クラウディウス・プトレマイオス、有名なるアレクサンドレイアの天文地理學者、ダンテ時代の天文學多く之に據れり(二世紀)
【イポクラーテ】ヒッポクラテス、ギリシアの名醫(前四世紀頃)
【アヴィチェンナ】アラビアの名醫(一〇三七年死)
【ガリエーノ】クラウディウス・ガレヌス、ギリシアの名醫(二〇一年死)
【アヴェルロイス】アラビアの名醫、哲學者、アリストテレスの註疏を大成せるを以て廣く世に知らるゝにいたれり(一一二六―一一九八年)
一四八―一五〇
【二者】ダンテと導者
或ひは、分れて二(乃ち二組)となれりと解する人あり、事同じ
【震ひゆらめく空】第二の獄の
第五曲
やがて第二の地獄にいたればこゝには邪淫の罪を犯せる多くのものゝ狂風に漂はされて暗空の中をめぐるあり、その一なるフランチェスカ・ダ・リミニの魂ダンテに招かれて戀人パオロと共にこれに近づきおのが悲哀なる戀物語をなす
一―三
【少なく】地獄は一大漏斗状をなすが故に下るに從つて地狹し
四―六
【ミノス】地獄の法官
神話に曰、ミノスはゼウスとエウロペの間の子なりクレタ島の君となりて賢明の聞え高し、死後ラダマントス及びアイアコスと共に冥界の法官となると
【入る者あれば】或ひは、入口にて
七―九
【幸なく】マタイ、二六・二四に曰く、その人生れざりしならばかへつて幸なりしならん
一〇―一二
ミノス、刑を宣告するにあたり尾にて身を卷きその卷きたる囘
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