│むくし
└(もこ)よふ
┌(ば)る
あぶ┤
└る
┌なふ
うづ┤
└なし
┌た――<とをゝ
わゝ┤┌く
│┤
└└ら(らば)
[#ここで字下げ終わり]
むつ、さぐ、あふ、しづ、うる、かぐ、たゝ、いす(いすゝ、すゝ)、うぐ(むく、もこ)、あぶ、うづ、わゝ、の如き名詞ともつかず動詞ともつかず、八品詞のうちでは先づ感嘆詞に近い体言とみるべき語根が其まゝ又は種々の接尾語の連続によつて動詞とも形容詞とも副詞とも又名詞ともなるので、かういふところから(動詞の終止言がう[#「う」に傍線]の韻でをはつてる事が共通語根のをはりに多くuをみいだすのに似て居る)、
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┌ ┌す(将然か音転か)
│(や)┤
│ └む
なゆ┤┌む
│┤(よ)ぶ
└└(よ)る なよるは馴寄也といふはなゆ・る[#「なゆ・る」に傍線]と説くに如かず
(ぶ)┌す
のぼ ┤
└る
┌む
かく┤す(<さふ)
│(こ)ふ
└る
(ぐ)┌む
なご ┤
└る
[#ここで字下げ終わり]
のなゆ、のぶ、かく、なぐ、の如き終止言が体
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