、浜を遠ざかる程、村の生活が、山手に移つた事を示す。ロ・ハは、遥拝信仰発達の一過程であるが、其多くは、神幸の儀式を行ふ前の、足だまりとなる地点であつた。
7 「遥かの沖にも、石はあるもの。夷《エビス》[#(ノ)]御前《ゴゼ》の腰掛け石」の唄。
8 腰掛け石と、影向石と。
9 五郎投げ石・力持ち石。
10[#「10」は縦中横] 村岡五郎――相州の巨人伝説。
a 曾我。
b 鎌倉。
11[#「11」は縦中横] 石つぶて。
12[#「12」は縦中横] おひし。
a 生石
b 大石
13[#「13」は縦中横] 一夜、忽然出現。
14[#「14」は縦中横] 石を以てする神出現の証――地蔵。
15[#「15」は縦中横] 石出現の夜の行事。
16[#「16」は縦中横] 石と、成年戒と。
17[#「17」は縦中横] 印地打ちと、成年戒と、石の洗礼と。
18[#「18」は縦中横] 石の旅行性(自力ならぬ)・植物旅行性。
19[#「19」は縦中横] 石の人による旅行。
20[#「20」は縦中横] 石の分霊観。
21[#「21」は縦中横] 人にとられると同時に、大きくなる。
育て主を待つ。之が
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