いざなみ」に傍線]と、近江の国と。
 多賀・日[#(ノ)]稚宮
 なぎ[#「なぎ」に傍線]・なみ[#「なみ」に傍線]は、大汝のすせり[#「すせり」に傍線]救脱と同じか。
甲賀形身解脱の水を仏徳に帰する。
熊野念仏譚は、出雲出自のものもある。浴湯蘇生は、是だ。
甲賀――蛇身。
 あぢすき[#「あぢすき」に傍線]・ほむち[#「ほむち」に傍線]・允恭――不具(游魂)。
 小栗――肉身変替。
幼神・不具身の為の湯。
湯の水を汲む女。
 男(山路《サンロ》・百合若等)。
当麻の地名。
東海道の順送りは、当時の風習をとり込んだので、古くは、熊野まで送つたのか。
小栗と、躄勝五郎と。
 照天と、初花と。
熊野と、箱根と。
姫の私通(他国の男と)と、追放と。
魂があると、出来るからだ[#「からだ」に傍線]。からだ[#「からだ」に傍線]があると、這入る魂。
大嘗殿の御倉。
瘉合させる斎水湯の力。
 その前提としての他界廻り。
大汝のよみ[#「よみ」に傍線]の話は、国造禊ぎの物語だ。
きさがひ。
「きさげ集」は、骨・寸法の木その他の分子を集めて、組み立てるのか。
きさり[#「きさり」に傍線]持ち・滝の上・
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