年6月18日初版第1刷発行
底本の親本:「日本評論 第14巻第1号、第2号、第3号」日本評論社
   1939(昭和14)年1月号、2月号、3月号
初出:同上
※副題は、便宜を考慮して、ファイル作成時に付け加えたものです。
※以下の部分は一字下げになっていませんが、会話文と判断し、他の箇所にならって、一字下げとしました。
あなたは、御存じあるまい。でも此|姥《うば》は、生れなさらぬ前からのことも知つて居りまする。聴いて見る気がおありかえ。
※以下の部分は、冒頭が全角一字アキになっていましたが、他の部分にならって、全角アキをとりました。
おれは、こんな処へ来ようと言ふ考へはなかつたのに……。だが「やつぱり、おれにまだ/\若い色好みの心が失せないで居るぞ」何だか自分で自分をなだめる様な、反省らしいものが起つて来た。
※「万法蔵院」と「万蔵法院」の混在は底本の通りです。
※踊り字(/\、/″\)の誤用は底本の通りとしました。
※「み代々々」「白ゝ」は底本の通りです。
入力:kompass
校正:門田裕志、小林繁雄
2005年5月7日作成
青空文庫作成ファイル:
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