水準2−92−90]※[#「馬+余」、第4水準2−92−89]《とうと》と騨※[#「馬+奚」、第4水準2−93−1]《てんけい》ととある。奇畜とは、上代支那人が希有の物と見たのをいうので、ここにいえる騾は牡驢《おのろ》と牝馬《めうま》の間子《あいのこ》、※[#「馬+夬」、第4水準2−92−81]※[#「馬+是」、第4水準2−92−94]は牡馬と牝驢の間子で、いずれも只今騾(英語でミュール)で通用するが、詳細に英語を用うると、騾がミュールで、※[#「馬+夬」、第4水準2−92−81]※[#「馬+是」、第4水準2−92−94]がヒンニーに当る。ヒンニーの語源は、ギリシアのヒンノスとラテンのヒンヌスで、多分馬の嘶《いなな》きをニヒヒンなどいう邦語と同様のものだろう。それから英国の田舎で、たとえば錦城館のお富が南方君を呼ぶ時、わがヒンニーという。それは※[#「馬+夬」、第4水準2−92−81]※[#「馬+是」、第4水準2−92−94]を意味せず、蜂蜜(ハニー)より転訛したのだ。さて※[#「馬+淘のつくり」、第4水準2−92−90]※[#「馬+余」、第4水準2−92−89]と騨※[#「馬+奚」、
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