十二支考
蛇に関する民俗と伝説
南方熊楠
−−
【テキスト中に現れる記号について】
《》:ルビ
(例)淮南子《えなんじ》
|:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号
(例)山中|未《ひつじ》の日
[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定
(数字は、JIS X 0213の面区点番号、または底本のページと行数)
(例)※[#「爿+羊」、第4水準2−80−15]《しょう》
/\:二倍の踊り字(「く」を縦に長くしたような形の繰り返し記号)
(例)伊右衛門/\と唱えて入らば、
*:注釈記号
(底本では、直前の文字の右横に、ルビのように付く)
(例)傾城《けいせい》とある*を、
−−
『古今要覧稿』巻五三一に「およそ十二辰に生物を配当せしは王充の『論衡』に初めて見たれども、『淮南子《えなんじ》』に山中|未《ひつじ》の日主人と称うるは羊なり、『荘子』に〈いまだかつて牧を為さず、而して※[#「爿+羊」、第4水準2−80−15]《しょう》奥に生ず〉といえるを『釈文』に西南隅の未地《ひつじのち》といいしは羊を以て未《ひつじ》に配当せしもその由来古し」と論じた。果してその通
次へ
全137ページ中1ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
南方 熊楠 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング