渡った、陽気な、賑やかしい、冷たい朝であった。一緒に血も踊り出せとばかり、ピューピュー風の吹く、冷たい朝であった。金色の日光。神々しい空、甘い新鮮な空気。楽しい鐘の音。おお素敵だ! 素敵だ!
「今日は何かい」と、スクルージは下を向いて、日曜の晴れ着を着た少年に声を掛けた。恐らくこの少年はそこいらの様子を見にぼんやり這入り込んで来たものらしい。
「ええ?」と、少年は驚愕のあらゆる力を籠めて聞き返した。
「今日は何かな、阿兄《にい》さん」と、スクルージは云った。
「今日!」と、少年は答えた。「だって、基督降誕祭じゃありませんか。」
「基督降誕祭だ!」と、スクルージは自分自身に対して云った。「私はそれを失わずに済んだ。精霊達は一晩の中にすっかりあれを済ましてしまったんだよ。何だってあの方々は好きなように出来るんだからな。もちろん出来るんだとも。もちろん出来るんだとも。いよう、阿兄《にい》さん!」
「いよう!」と、少年は答えた。
「一町おいて先の街の角の鳥屋を知っているかね」と、スクルージは訊ねた。
「知っているともさ」と、少年は答えた。
「悧巧な子じゃ!」と、スクルージは云った。「まったくえ
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