の第一が此《こ》の吉岡君《よしをかくん》、則《すなは》ち新著百種《しんちよひやくしゆ》の出版元《しゆつぱんもと》です、第二は文学士《ぶんがくし》高田早苗《たかださなゑ》君《くん》、私《わたし》が読売新聞《よみうりしんぶん》に薦《すゝ》められた、第三は春陽堂《しゆんやうどう》の主人|故《こ》和田篤太郎《わだとくたらう》君《くん》、私《わたし》の新聞に出した小説を必《かなら》ず出版《しゆつぱん》した人、其《そ》の吉岡君《よしをかくん》が来て、毎号《まいがう》一篇《いつぺん》を載《の》せる小説雑誌を出したいと云《い》ふ話、そこで新著百種《しんちよひやくしゆ》と名《なづ》けて、私《わたし》が初篇《しよへん》を書く事に成《な》つて、二十二年の二月に色懺悔《いろざんげ》を出したのです、私《わたし》が春《はる》のや君《くん》に面会《めんくわい》したのも、篁村君《くわうそんくん》を識《し》つたのも、此《こ》の新著百種《しんちよひやくしゆ》の編輯上《へんしうじやう》の関係からです、それから又《また》此《こ》の編輯時代《へんしうじだい》に四人《よにん》の社中《しやちう》を得《え》た、武内桂舟《たけのうちけ
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