ります、すめらかむつかむろぎかむろみのみこともちて、すめみおやかむいざなぎのみこと、つくしのひむかのたちばなのをどのあはぎはらに、みそぎほらひたまふときに……
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八百万の神たちを念じておいて、それから次に、塩を撒きながら、「心身清浄の祓」を唱えました。
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とほかみゑみため、はらひたまひきよめたまふ。
かがみのごとくあきらかに、つるぎのごとくいさぎよく、たまのごとくうるはしく、せいしこんげんはつようなさしめたまへ……
[#ここで字下げ終わり]
唱え終って、彼女はふっと眼をつぶりました。青空が余りに高く、陽光が余りに冴えてる、と感じただけで、わが身も心もなく、なにか次元の異った境地でした。一瞬、はっと気がつくと、彼女は小泉さんから片脇を支えられていました。その小泉さんを突きのけるようにして、足を踏みしめ、拍手を打ちました。頬は蒼白で、ほとんど血の気を失っていました。それでも、彼女はもうしっかりした態度で、女将さんの方に向き直り、後の始末のことなど注意を与えました。
それから座敷に戻って、お茶を飲んだだけで、この前と同様、昼食を
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