ら》が開ける……。私が捜していた和音はここにある……。しかしこれが終局ではないのだな。なんという新たな広さだろう……われわれは明日も存続するだろう。」
 おう喜悦、一生の間努めて奉仕してきた神の崇厳な平和のうちに没し去るの喜悦!……
「主《しゅ》よ、汝の僕《しもべ》にたいしてあまりに不満を感じたもうな。わがなせしところははなはだわずかであった。されどわれはそれ以上をなし得なかった……。われは戦い、苦しみ、さ迷い、創造した。われをして汝のやさしき腕の中に息をつかせたまえ。他日われは新たなる戦いのためによみがえるであろう。」
 そして大河の響きと海のとどろきとは、彼といっしょに歌った。
「汝はよみがえるであろう。休息するがよい。すべてはもはやただ一つの心にすぎない。からみ合った昼と夜との微笑《ほほえ》み。愛と憎悪との厳《おごそ》かな結合、その諧調《かいちょう》。二つの強き翼をもてる神を、われは歌うであろう。生を讃《たた》えんかな! 死を讃えんかな!」

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いかなる日もクリストフの顔をながめよ、
その日汝は悪《あ》しき死を死せざるべし。
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 聖
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