とって間歇《かんけつ》的な熱烈な娯楽となった。誘惑に陥りやすい早熟な美少年の彼は、外見の美《うる》わしい恋愛の世界を早くから見出して、詩的な貪婪《どんらん》な喜びに駆られながらそこへ飛び込んでいった、それから、手におえないほど率直で飽くことを知らないこの天使も、女には嫌気《いやけ》がさしてきた。彼には活動が必要だった。そこで彼は猛然と運動《スポーツ》に熱中しだした。あらゆる運動を試みあらゆる運動を行なった。撃剣の試合や拳闘《けんとう》の競技に熱心に通った。徒歩競走と高跳《たかとび》とではフランスの代表選手となり、あるフットボールの団長となった。金持ちで向こう見ずな同類の若い運動狂たちといっしょに、馬鹿げた狂気じみた自動車の競走で、ほんとうの命がけの競走で、大胆さを競った。そして終わりには、新たな玩具《がんぐ》のためにすべてを放擲《ほうてき》した。飛行機にたいする世人の熱狂にかぶれた。フランスで行なわれた飛行祭のときには、三十万の群集とともに絶叫したりうれし泣きしたりした。信念をこめた愉悦のうちに全民衆と合体してる心地がした。上空を飛び過ぎる人間の鳥どもは、彼らの心を飛行のうちに巻き込ん
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