「君は実によく彼に似てる!」とクリストフは言った。「それでも私には君がわからなかった。何が違ってるのかしら?」
彼は尋ねた。
「君の名はなんというの。」
「ジョルジュです。」
「なるほど、私は覚えている。クリストフ・オリヴィエ・ジョルジュ……。何歳《いくつ》になる?」
「十四です。」
「十四だって! そんなに昔のことだったかしら?……私には昨日のことのように思える――あるいはいつとも知れない時のことのような気もする……。ほんとに君はよく似てる。同じ顔だちだ。同じ人で、でもやはり別な人だ。眼の色は同じだが、同じ眼じゃない。同じ笑顔で同じ口だが、同じ声音じゃない。君のほうがずっと丈夫だし、まっすぐな身体をしてる。君のほうがずっと豊かな顔をしてるが、でも君は彼と同じように顔を赤らめる。ここへ来てすわりたまえ、話をしよう。だれが君を私のところによこしたんだい。」
「だれでもありません。」
「君一人で来たのかい。どうして私を知ってるの?」
「あなたのことを聞きましたから。」
「だれから?」
「お母《かあ》さんから。」
「ああ!」とクリストフは言った。「お母さんは君が私のところへ来たことを知っ
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