彼らの文体も、その感情と同じく混成したものであった。彼らはあらゆる階級のまたあらゆる国の言葉から、一つの混合的隠語をこしらえていた。それは衒学《げんがく》的で、冗漫で、古典的で、叙情的で、気取りすぎた、嫌味《いやみ》たらしい、下等なものであって、外国的な調子をもってるように思われる、駄法螺《だぼら》や穿《うが》ちや露骨や機知などの混和だった。彼らは皮肉であって滑稽《こっけい》な気質をそなえてはいたが、自然の機才をあまりもっていなかった。しかし器用だったから、パリー風に機才をかなり巧みにこしらえ出していた。たとい宝石はいつも最も清く透きわたってはいないとは言え、またその縁取りがたいていおかしな凝りすぎた趣味になってるとは言え、少なくともそれは光を受くれば輝くのであった。それだけで十分なのだった。彼らはもとより怜悧《れいり》であって、りっぱな観察者ではあったが、その眼は商売生活のために数世紀来ゆがめられていて、顕微鏡で人の感情を調べ、細かな物を大きくなし、しかも虚飾を非常に好んで、偉大なものは少しも見えないので、実は近視眼的観察者であった。それゆえ彼らには、その成り上がり者的な紳士気
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