うのか。ジャヴェルがここにいないのを私は残念に思う。彼ならば、必ず私を認めてくれるだろう。」
それらの言葉が発せられた調子のうちに、親愛にして悲痛な憂鬱《ゆううつ》のこもっていた様は、到底これを伝えることはできない。
彼は三人の囚徒の方へ向いた。
「おい、私の方ではお前たちを覚えている! ブルヴェー! お前は思い出さないのか?……」彼は言葉を切って、ちょっと躊躇《ちゅうちょ》した。それから言った。
「お前が徒刑場で使っていたあの弁慶縞《べんけいじま》の編みズボンつりを、お前は覚えていないか。」
ブルヴェーは愕然《がくぜん》とした、そして恐る恐る彼を頭から足先まで見おろした。彼は続けて言った。「シュニルディユー、お前は自分でジュ・ニ・ディユーと呼んでいたが、お前には右の肩にひどい火傷《やけど》の跡がある。T・F・Pという三つの文字([#ここから割り注]訳者注 汝は人を恐れしむるならんという意を表わす入墨の文字[#ここで割り注終わり])を消すために、火のいっぱいはいった火鉢《ひばち》にある時その肩を押し当てたのだ。しかし文字はやはり残っている。どうだ、そのとおりだろう。」
「そのとお
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