なく、高遠な理想主義で一貫されてる作品である。
 私はこの改訳をもって、自分の「レ・ミゼラブル」翻訳の決定版としたい。再訂の余暇を持たないだろうからである。そして巻頭の私の序文は、この作品に対する私の若き日の感懐の記念である。
 なお、書中傍点付きのところは、原書にておもにラテン語もしくはイタリック字体となってる部分である。
[#地から2字上げ]豊島与志雄



底本:「レ・ミゼラブル(一)」岩波文庫、岩波書店
   1987(昭和62)年4月16日改版第1刷発行
入力:tatsuki
校正:門田裕志、小林繁雄
2007年1月15日作成
青空文庫作成ファイル:
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