こかの気の毒な旅の人のあとを追っかけて、あとからはやし立てて、石を投げつけているのを見ると、えらいえらいといったように、いつも手をたたくのでした。また彼等は、大きな、きつい犬を飼っていて、旅人が思い切ってその村の通りへはいって行こうものなら、早速このやくざ犬の一群が飛び出して来て、吠えたり、唸ったり、歯をむき出したりするのでした。そして、旅人の脚にでも、着物にでも、手あたり次第にくいつきました。だから、来る時からぼろをまとっていた人などは、やっとのことで逃げ出すまでに、もう大抵は目もあてられないような姿になってしまいました。君達にも想像がつくでしょうが、気の毒な旅人が病気だったり、衰弱していたり、びっこだったり、年寄だったりした場合には、とりわけこれはおそろしいことでした。そうした旅人達は、これらの不親切な村人や、いけない子供達や犬共が、いつもどんなに悪いことをするかということが一ぺん分ったら、もう二度とその村を通り抜けようとはしないで、わざわざ幾マイルも幾マイルも廻り道をして行くのでした。
これ以上悪いことはちょっと考えられない気がしますが、しかしなお悪いことには、お金持の人達が、
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