出来事から、わたしは、少くともそう判断したのさ。』
『こうした気まぐれな想像でやっている話を、おじさんなんかに聞かれるのは、ちょっと困るなあ、』と学生は言った。
『そうかも知れない、』プリングル氏は答えた。『しかし、一番苦手だという気がする人こそ、若い作家にとって最も有難い批評家じゃないかとわたしは思うんだが。だから、是非わたしに聞かしてくれたまえ。』
『同情ということも、批評家の資格として、多少なくてはならないと僕は思うんです、』ユースタス・ブライトは、つぶやくように言った。『しかし、おじさん、辛抱して聞いて下さるなら、僕話を考えましょう。しかし、僕は子供達の想像と共鳴とを目やすとして話すのであって、おじさんにむかって話すんじゃないということを、頭においといていただきたいんです。』
そこで、学生は心に浮かんだ最初の題目《テーマ》を捉えた。それは、ちょうど彼が炉棚の上に見つけた一皿の林檎から思いついたものであった。
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三つの金のりんご
ヘスペリディーズの庭になっていたという金《きん》の林檎《りんご》のことを君達は聞いたことがありますか? ああ、もしも今そん
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