から滑り降りることにも飽きて来た時、ユースタスは子供達に、その辺の一番大きな吹溜《ふきだまり》に穴を掘らせた。ちょうど穴が出来上って、みんながその中にぎゅうぎゅう詰めになった時、運悪く、屋根が彼等の頭の上に落ちて来て、一人残らず生埋めになってしまった! すぐにみんなは、崩《くず》れた穴の中から、小さな頭をにょきにょきと出したが、そのまん中の、背の高いユースタスの頭は、鳶色の巻毛の中に粉雪がくっついて、白髪のおじいさんのようだった。それから、こんな、すぐに崩れてしまうような穴を掘れなどといったユースタスにいさんをやっつけてしまえというので、子供達は一団となって彼におそいかかって、めちゃくちゃに雪を投げつけたので、彼は逃げ出したくなってしまった。
そこで彼は逃げ出して、森の中へはいって行った。それからシャドウの谷川の縁へ出た。そこでは、彼は、昼間の光もほとんど射《さ》し込まないくらいに、おびただしい両岸の氷雪が蔽いかぶさったようになった下を、谷川がつぶやくように流れて行く音を聞くことが出来た。小さな滝のようになったところは、どこでも、ダイヤモンドのような氷柱が、そのまわりにきらきらと光っ
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